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「あいちウェブ文学館」館長よりごあいさつ

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●館長・三田村博史● 〜あいちの文学状況を発信〜

愛知は古くは万葉集に何首も「あゆち」と詠われ、県花・かきつばたは伊勢物語の東下りの段に由来するといった文学ゆかりの多い土地柄である。 明治に入っても坪内逍遥、二葉亭四迷といずれも尾張藩士の子弟が日本近代文学の礎を築き、つづいて半田出身の小栗風葉らが明治文壇を支えた。また日本における探偵小説の開拓者は蟹江出身の小酒井不木、名古屋の中心で育った江戸川乱歩。モダニズム詩運動を起こしたのも春山行夫らによってだった。戦後文学は旧制八高出身の藤枝静男、平野謙、本多秋五、さらには終生、渥美に根をおろし活動した杉浦明平に依るところが大きく、児童文学では新美南吉、さらには経済小説の城山三郎をも忘れることはできない。  この「あいちウェブ文学館」はその他多くの文人たちの資料を保存しようと活動した愛知近代文学館建設促進委員会(代表:故・助川徳是 名古屋大学名誉教授)への寄金によって、過去および現在の愛知の文学状況を発信する目的で開設された。今、刻々と失われつつある文学紙媒体を保存収納、後の世代につたえる文学館が出来るきっかけになればと願っている。

館長・ウェブ便り 〜ここでは館長・三田村博史氏の関連行事をご紹介します〜NEW

【ウェブ便り28号】各種講演会等告知・報告
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○ 館長便り28 ○コロナ禍で、第33回中部ペンクラブ文学賞もオンライン選考となりました。今回の受賞は伊勢市の藤原伸久さんの「雲を掴む」。美しい19歳の巫女の言葉は乱暴な男ことば、大学に飽き足らず中退しようかとやって来た21歳は男性としての自分に自信がない。つきあううちに性差を越えた2人の関係は「純愛」とも「恋愛」へともいう方向へ進んでいきますが同衾するもセックスはない。性同一性症候群者同士を明るく書いた快作です。この作品を中心に9月20日〈日〉午後2時から愛知芸文センター12階で「中部ペンを読む会」を企画しています。コロナが少し落ち着けば開けますがどうでしょう。関心のある方は「かわら版」3で紹介の中部ペンクラブ事務局へ事前に問い合わせ、冊子もお申し込みください。会費は500円。掲載の「中部ぺん」27号は送料共で1冊1200円です。
○5月公演予定だった「まるは食堂」も脚本が出来、いざ稽古となった段階でコロナのため中止。来年、復活公演として名古屋、東京だけではなく九州、北海道でも演じたいと竹下景子さんたちははりきっていますが、役者さんたちそれまで無収入、大変です。来年公演の際はまた応援してください。
○岡山の赤磐市で、地元出身で「現代詩の母」と呼ばれる「詩人・永瀬清子誕生―愛知県第一高等女学校高等科のころ」展が開かれます。担当の学芸員が何度も名古屋を訪れて調査・企画しました。岡山方面へ行かれる方がありましたらお寄りください。短歌は古くから上流階級の女性のたしなみとしても詠まれましたが、詩や俳句、小説を書く女性は白い眼で見られた時代に、名古屋で詩に出会ったのがきっかけで独自の世界を切り開いたのでした。そういえば「現代詩の長女」と呼ばれるのは西尾育ちの茨木のり子。来年にでも「母」と「長女」2人の展示が二葉館でできたらと思っています。

あいちウェブ文学館館長 三田村博史

「あいちウェブ文学館」主催・協力事業

●2016年2月14日(日)あいち文学フォーラム主催『東海の文学風土記』出版記念講演会
 (作者・講師:三田村博史 館長)/長円寺会館
●2016年2月14日(日)『口語短歌の新たな地平ー歌集『砂丘律』批評会』/長円寺会館
●2013年10月5日(土)『漂い果てつ』を話す会/今池ガスビル7F ☆写真付レポートはこちら
●2015年5月31日(日)あいちウェブ文学館 お礼と報告の会/名駅アートハウスあいち
 ☆写真付レポートはこちらNEW

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当サイト上での新刊(既刊)紹介について

ご準備いただくもの

掲載ご希望著書の●紹介本文200字程度 ●出版社名・定価・購入方法 ●お名前・ご連絡先(住所・電話番号)をお書きいただき、●実物本とご一緒に下記・事務局まで郵送ください。なお、ご著書の返送は、送料ご負担いただける場合のみとさせていただきますのでご容赦ください。
〒453-0013 名古屋市中村区亀島1-11-11 あいちウェブ文学館事務局 宛

掲載料金について

掲載料を専用振込口座「あいちウェブ文学館 00840-6-198845」(ゆうちょ銀行)へお振込願います。確認後よりウェブ掲載作業に入ります。
掲載費用は●1作品・3ヵ月・1,000円、6ヵ月・2,000円(同作品)。3ヵ月もしくは6ヵ月経過時点でウェブサイト上から削除いたします。事務局よりご連絡は差し上げませんのでご了承ください。お振込いただいた費用は、文学紙媒体を保存収納、後の世代につたえる文学館建設啓発活動(「あいちウェブ文学館」運営を含む)への寄付とさせていただきます。

掲載基準について

主に新刊紹介ですが、当面は既存のご著書でも可能です。
文学団体・研究組織を問いませんが、著者または団体があいちに在籍、関連がある、または著書の内容があいち文学にまつわるものとします。

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