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「あいちウェブ文学館」館長よりごあいさつ

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●館長・三田村博史● 〜あいちの文学状況を発信〜

愛知は古くは万葉集に何首も「あゆち」と詠われ、県花・かきつばたは伊勢物語の東下りの段に由来するといった文学ゆかりの多い土地柄である。 明治に入っても坪内逍遥、二葉亭四迷といずれも尾張藩士の子弟が日本近代文学の礎を築き、つづいて半田出身の小栗風葉らが明治文壇を支えた。また日本における探偵小説の開拓者は蟹江出身の小酒井不木、名古屋の中心で育った江戸川乱歩。モダニズム詩運動を起こしたのも春山行夫らによってだった。戦後文学は旧制八高出身の藤枝静男、平野謙、本多秋五、さらには終生、渥美に根をおろし活動した杉浦明平に依るところが大きく、児童文学では新美南吉、さらには経済小説の城山三郎をも忘れることはできない。  この「あいちウェブ文学館」はその他多くの文人たちの資料を保存しようと活動した愛知近代文学館建設促進委員会(代表:助川徳是・名古屋大学名誉教授)への寄金によって、過去および現在の愛知の文学状況を発信する目的で開設された。今、刻々と失われつつある文学紙媒体を保存収納、後の世代につたえる文学館が出来るきっかけになればと願っている。

館長・ウェブ便り 〜ここでは館長・三田村博史氏の関連行事をご紹介します〜NEW

【ウェブ便り21号】各種講演会等告知・報告
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○3月26日、中日新聞社・北館で「愛知の文学者たち」と題し1時間半ほど話しました。主催の「中日くらし友の会」は各地に支部があり、なかなか活発な活動をしていらっしゃいます。とはいえ、案外、坪内逍遥、二葉亭四迷、江戸川乱歩と名古屋の関わりはご存知ない方もいらっしゃるのではないかと、この3人に絞り、映像も使って話しました。
○京の桜に照準をあわせ4月8日から2泊3日の計画を立てまして、車で出かけました。御所・紫宸殿の高御座が特別近くで見られる日にもあわせたのです。ところが今年は早くに「左近の桜」は盛りを過ぎていました。そして思いがけず容易に仙洞御所へ入ることができました。といっても仙洞御所自体は焼失してまして、苑内の大宮御所(皇太后の宿舎)の外観と素晴らしい庭園を宮内庁の方の説明つきで案内していただきました。この建物内部は改装されていて今も天皇や皇族の京での定宿、ダイアナ妃も泊まられたとか。そういえば古色蒼然たる建物にガラス戸がはめられ白いカーテンが見えました。またこの庭園にはかつて紀貫之の邸宅があったとのことです。何度も「源氏物語」に出て来る場所でもあり、終わってから近くの盧山寺には紫式部の墓があったんだと思い出し、行きましたが・・記憶っていい加減なものですね。墓は紫野で、盧山寺は現在の地下5メートルにあった屋敷で式部が藤原宣孝と短い結婚生活をおくり、賢子(大弐三位)を産み、「源氏物語」「紫式部日記」なども書いたのでした。
2日目、平等院まで走り、宇治川周辺に「浮舟の墓」があった気がして・・地元の人に訊いても知らない。物語の登場人物の墓があるなんてえのがもともとおかしかった。こちらも三室戸寺の「浮舟之古蹟」碑と勘違いしてたのです。そして朝霧橋のたもとに、匂宮と浮舟などの「宇治十帖のモニュメント」、宇治川橋西詰めには「夢浮橋之古蹟」碑と「紫式部像」(写真)がありました。「宇治十帖」の舞台のこの辺り、あちこちに説明の駒札はありましたが、「源氏物語ミュージアム」は休館日でした。
○「かわらばん」にもありますが6月17日(日)午後3時より池下のルブラ・王山で中上健次の長女・紀さんの講演があります。いらしてください。    あいちウェブ文学館館長 三田村博史

「あいちウェブ文学館」主催・協力事業

●2016年2月14日(日)あいち文学フォーラム主催『東海の文学風土記』出版記念講演会
 (作者・講師:三田村博史 館長)/長円寺会館
●2016年2月14日(日)『口語短歌の新たな地平ー歌集『砂丘律』批評会』/長円寺会館
●2013年10月5日(土)『漂い果てつ』を話す会/今池ガスビル7F ☆写真付レポートはこちら
●2015年5月31日(日)あいちウェブ文学館 お礼と報告の会/名駅アートハウスあいち
 ☆写真付レポートはこちらNEW

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当サイト上での新刊(既刊)紹介について

ご準備いただくもの

掲載ご希望著書の●紹介本文200字程度 ●出版社名・定価・購入方法 ●お名前・ご連絡先(住所・電話番号)をお書きいただき、●実物本とご一緒に下記・事務局まで郵送ください。なお、ご著書の返送は、送料ご負担いただける場合のみとさせていただきますのでご容赦ください。
〒453-0013 名古屋市中村区亀島1-11-11 あいちウェブ文学館事務局 宛

掲載料金について

掲載料を専用振込口座「あいちウェブ文学館 00840-6-198845」(ゆうちょ銀行)へお振込願います。確認後よりウェブ掲載作業に入ります。
掲載費用は●1作品・3ヵ月・1,000円、6ヵ月・2,000円(同作品)。3ヵ月もしくは6ヵ月経過時点でウェブサイト上から削除いたします。事務局よりご連絡は差し上げませんのでご了承ください。お振込いただいた費用は、文学紙媒体を保存収納、後の世代につたえる文学館建設啓発活動(「あいちウェブ文学館」運営を含む)への寄付とさせていただきます。

掲載基準について

主に新刊紹介ですが、当面は既存のご著書でも可能です。
文学団体・研究組織を問いませんが、著者または団体があいちに在籍、関連がある、または著書の内容があいち文学にまつわるものとします。

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